あなたの徒然なるままに。

フィクション少々

冬旅レポ 竹田城編

会社がある福山から大阪の実家への帰省、今年は車で帰った。かかる時間ではどう考えても新幹線だが、年明けに実家発で職場の先輩後輩とスノボーにいくのに車が必要だからだ。

ただ帰るのは芸がないから、車だからできる寄り道を考えた。竹田城に雲海を見にいこう。調べてみたら、やっぱり夜明けに待機しないといけないらしい。

 

3時に出発し案の定がらがらの中国自動車道を安全にぶっ飛ばして、立雲峡なる竹田城撮影スポットの駐車場に到着したのが5時半頃。そこから展望台まで30分程度真っ暗闇を山登りすると、すでにお客さんがそこそこいた。暗くても雲海があるのが分かり、早くも胸が高まる。

あとは、日の出と雲海の中から天空の城が出現するのを待つのみ。

寒い。

2時間耐えて撮った写真がこちら。素晴らしいコンディションでひとりのさむしさも少し晴れる。「さむしさ」とは、寒さも相まった寂しさを言う。

 

もう少し竹田城が見えるまで粘ろうかと思ったが携帯の電源が切れたので下山して、凍えた身体を解凍しに温泉へ。少し運転して丹波篠山のこんだ薬師温泉、素晴らしい湯加減であった。

今回、はじめて?ひとり旅らしきことをしてみたが悪くなかった。すごく自由で喪失感がある時間を過ごせた。冬が良い、またしよう。

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