あなたの徒然なるままに。

フィクション少々

イフからはじまるリアルライフ

私は日常生活の中で、現状に我慢できないことはないけど少し不満を感じるところが無数にあります。不満とは、自分の力ではどうしようもないこと。これらの不満をもし解消できればもっと楽に生きられるのに。。。

 

例えば仕事。

リアルに私はまだ新人で実習中。しかしこの実習は自分で学べスタイルな上、たとえ質問しても忙しくて話すら聞いてくれないなど当たり前。

もし、もう少し上司が私のことを気にかけてくれたら。そしたら、今より効率的に仕事を覚えて、会社の役に立てるのに。

ここで、このイフが叶った世界を想像してみる。

イフ世界線では、上司はとても親切で、私が疑問をぶつけるまでもなく仕事を教えてくれる。私は効率良く仕事を覚えるが、それは上司のやり方そのもの。スムーズにものごとは進むが、面白みのない仕事をすることになっていたかもしれない。

 

例えば自転車。

私の練習方法は間違っていたかもしれないが努力は間違いなくした。そしてその努力の結果、リアルに目標になに一つ届かなかった。

もし、私に自転車の才能があって、努力したらした分強くなれたら。そしたら、ゆるぎない努力で日本一を目指すのに。

またイフ世界線へ飛びます。

この世界線の私は努力した甲斐あって、全日本のレースに出場。しかも最終周回ラストの登りを先頭集団で通過しました。優勝のチャンスだと最後の下りで他をちぎるため攻めに攻めて落車。二度と自転車に乗れない身体になっていたかもしれない。

 

最後に例えば彼女。

私の彼女はかわいくて家庭的で文句などない。不満があるとしたら、胸が少し小ぶりなことくらいだ。なんの問題もない。リアルに。

悪いけどもし、彼女が巨乳だったらと考えるとめちゃめちゃ嬉しい。

ただ、イフ世界線では彼女、いろんな男に言い寄られて私と付き合ってくれてはいないかもしれない。

 

 

楽に生きれるはずがなんて有様。

とはいえ、イフ世界線がこんなにもバッドエンドばかりとは限らない。むしろハッピーエンドの確率の方が高いはず。

しかし、バッドエンドの可能性が少しでもあるなら、想像できてしまうならどうだろう?

いまのリアルで我慢できるどころか、感謝さえできる気がする。

 

リアルさん!

多少不満はあるけど、頑張って生きていける範囲に収まってくれてありがとう。これからもよろしく。

追伸

頑張って頑張ったら、イフがリアルになる世界でいてくれたらもっと嬉しいです。