コロナ自粛GWは斯くありき。
今年のGWは彼女もいないしコロナ自粛も相まって、暇つぶしといえば近所のバーに行くくらい。
もちろん酒を舐めに行くのではない。どちらかというと舐めるのは辛酸である。彼女はできないし会社はむかつく。追い込めきれない自分にも腹が立つ…。
「マスター、いつもの。」
マスターというか、もはやバーそのものである彼は澄ました顔が板についている。いや、ここでは棒の方が正しいか。
僕はいつも3回やったら店を変えて、違うテイストを楽しむ。お酒に例えるならば、とりあえずビールでひとまず満足したら、次はジントニックなんかですっきりし、最後はスモーキーなウイスキーをロックでしっぽりといった感じか。
バーは大体2軒目以降だ。自粛中のこの日は家で軽くやった後だった。久しぶりだったので様子を見ながらゆっくりとこなしていこう…あれ?まだ5回なのにもう目が回ってきた。思考が停止してくるこの感じ。加えて今すぐやめて帰りたくなってきやがる。
「おらぁ」
珍しく声を荒げてしまう。学生のときは10回×3なんて余裕だったのになあ。足りないから綱登りも追加してくらい。
千鳥足の帰り道はプロテインをテイクアウトする。三密回避の徹底である。帰ったら納豆卵かけご飯を食べて、アマゾンプライムで映画を観て寝よう。最近ブラピにハマっている。今日はSNATCHを観る予定だ。
冬旅レポ ハチ北編
1月3日大阪発の4日福山着の1泊2日小旅行に、職場の先輩後輩と僕の3人で行ってきた。
目的は、ハチ高原(兵庫県)でスノボをすることと、1年目の後輩とより仲良くなる(パーソナルな情報を聞き出す)こと。条件はとても暇だったこと。
年末からずっと暖かくて雪があるか不安だったが、大阪からハチ高原に近づくにつれその不安は大きくなるばかり。近づけど近づけど雪は見えないし寒くもならない。そして到着ドン。
雪なくて人工雪コースだけしか開放されてなかった、、。でも人はたくさん来ていたので1コースに集中して人口密度がすごかった。人工雪も削られて所々禿げている始末。
スノボ5年ぶり3回目の僕は、何もできない前半から後半は上達したので少し楽しめた。でも人を避けて滑ることはできなかったので不完全燃焼。他の2人も雪がないのと人混みに不満ありなのは同じだったので、雪積もったらスノボリベンジを誓い合った。
さて、お待ちかねの晩ご飯はというと但馬牛すきやきで大満足。そのあとは部屋飲みでおしゃべりめちゃ楽しい。先輩とはすでに仲良しだったので特記なしだが、後輩の知られざる姿に驚愕とその中身が面白すぎた。
彼はベビーフェイスで頭も切れるタイプじゃない印象だったが、かのTinderで女を食いまくるプレイボーイと発覚。さらに、その誘い方がなんだかプロ(詳細は企業秘密ということで一応伏せる)。やってることは参考にならないが、考え方は筋が通っていて目からウ コが何枚も落ちた。現在Tinder歴2年で42人斬りらしいが、あと2年で100人斬りからの卒業を計画しているとのこと。そのためにはペースアップが必要だから、3P以上を取り込んでいくと言ってた。目的のためなら非常識と思えることも、原理原則に従った上で躊躇わずやり抜く姿勢はエンジニアの鏡である。
2日目は雪もないのでスノボはせずに、北上して余部鉄橋を観光し日本海沿いをドライブしながら鳥取砂丘へ。余部の日本海の景色が最高で、リアス式海岸と冬の荒波を余部灯台から眺めるのは大変風流だった。この日は風が強かったのか、鳥取砂丘では砂が流れて景色はかすれ、どこか中東を思わせたドン。
夏は川に遊びに行くことが決定した(してない )ので、楽しみ方を早くも考えたいと思う。来冬は再び日本海へ美味しい魚を食べに行くことが決定した(してない)ので、ぶりしゃぶと冷酒を飲もうと思う。個人的には今度帰阪したときに今里へふぐを食べに行くことが決定した(した)。
梅田はカップルだらけ羨ましい
あけましておめでとうございます。昨日の話します。
パラサイト半地下の家族を観に梅田に行った。おもしろかった。
はじめの宣伝タイムで席について、一息もついて。なんとかラビットみたいなタイトルの映画が面白そうだったから、来月上映開始するというので観にいこうと思う。コメディタッチだけどなんかの愛が感じられて、最後は感動する系のやつとみてる。
もう一段階暗くなりやっとはじまる。先行上映とかいう期間だったらしく、冒頭に監督と出演者から特別メッセージがあった。
まず監督から、この映画は予測できない展開がいくつもあること、だからネタバレをするなということ。
次に演者から、映画を観るときは携帯オフにしたりマナー守って欲しいことと、ネタバレは絶対にするなということ。
正直に言って、ネタバレするながひつこくて、予想外の展開ハードルが上がりすぎて実際そこまで驚愕できなかったし、韓国映画特有(民度悪いの?)の注意かと疑ってしまった。
この辺りの過剰な取り締まりについて、僕は、加害者はもちろん悪だが被害者も簡単に避けれるならそれで良い気がしている。加害者の罰則は強化して、取り締まりは緩めて、もし被害者になってもそんなに文句は言わない。これが最初でしょう?例をあげると未成年者の深夜徘徊とか。法で定める必要ないと思うけどなあ。
ところで、年越しはというと、彼女いない僕は家族で麻雀して越しました。おやすみなさい。彼女欲しい。今年もよろしくお願いします。
冬旅レポ 竹田城編
会社がある福山から大阪の実家への帰省、今年は車で帰った。かかる時間ではどう考えても新幹線だが、年明けに実家発で職場の先輩後輩とスノボーにいくのに車が必要だからだ。
ただ帰るのは芸がないから、車だからできる寄り道を考えた。竹田城に雲海を見にいこう。調べてみたら、やっぱり夜明けに待機しないといけないらしい。
3時に出発し案の定がらがらの中国自動車道を安全にぶっ飛ばして、立雲峡なる竹田城撮影スポットの駐車場に到着したのが5時半頃。そこから展望台まで30分程度真っ暗闇を山登りすると、すでにお客さんがそこそこいた。暗くても雲海があるのが分かり、早くも胸が高まる。
あとは、日の出と雲海の中から天空の城が出現するのを待つのみ。
寒い。
2時間耐えて撮った写真がこちら。素晴らしいコンディションでひとりのさむしさも少し晴れる。「さむしさ」とは、寒さも相まった寂しさを言う。
もう少し竹田城が見えるまで粘ろうかと思ったが携帯の電源が切れたので下山して、凍えた身体を解凍しに温泉へ。少し運転して丹波篠山のこんだ薬師温泉、素晴らしい湯加減であった。
今回、はじめて?ひとり旅らしきことをしてみたが悪くなかった。すごく自由で喪失感がある時間を過ごせた。冬が良い、またしよう。
鏡花水月
私が所属する部署は工場と技術室に分かれており、私は技術室にいます。そして、技術室にも2つのグループがあるというのがおおまかな構成です。
その技術室の忘年会が先日ありました。2つのグループ合同ということで30人の宴会であり、技術室には1年目の部員がいないので2年目の私が幹事を任されました。
技術室の忘年会は恒例としてビンゴ大会があるため景品選びが幹事に求められる1番大きな仕事です。
今回、傍迷惑な上司の提案で、すべらない話コーナーを突然開催しました。これによって、ビンゴの景品に強制参加券と参加者指名権が追加され、盛り上がりを見せていたビンゴは一度ざわつきました。
しかし、現実は良くできていて、参加券は私の同期が、指名権は私の上司が出来レースのように手にしたことで、ビンゴ大会は理想の終わりを迎え、私を含む若手3人には地獄のすべらない話コーナーが始まったというわけです。
最後にビンゴ大会のマル秘テクニックをひとつ伝授して今日は締めます。
実は今回、予算がないのに景品(アイマッサージャーとカニ)を奮発しすぎて赤字でした。ここで私がとった卍解、もとい、挽回の一手がこちら、ビンゴカードの追加購入イベントです。当選確率を上げたくないかと煽れば飛ぶように売れたし、盛り上がって一石二鳥。何だったらプラスまでもっていけました。名付けて『いつからビンゴカードは1枚だけだと錯覚していた?』作戦、でした。
以下、景品一覧。
〈ハズレ〉
a.すべらない話大会への参加券
b.日めくりカレンダー
c.大量の駄菓子
d.いびき防止(できない)グッズ
e.ウコンの力(顆粒30回分)
〈アタリ〉
f.すべらない話大会指名権
g.宝くじ(3000円分)
h.スマホにカスタムするシューティングゲーム
i.電化製品アイマッサージャー
j.カニ1kg目録